ボイラ 空調設備保守 (有)住谷汽缶工業所

■貯湯槽・熱交換器 整備関連

給湯用 貯湯槽(縦型) 内容量 4,500L〜5,000L

給湯用の貯湯槽は形状としましては、縦型または横型のもので
缶内部に加熱用熱交換コイルを有するものと有しないものに分
かれます。また缶体の材質は現在,SUS仕様が主流となって
おりますが、古いものですとSS軟鋼で作られたもの等があり
ます。
また、貯湯槽・熱交換器は圧力容器として、先にご説明させて
頂きました、厚生労働省告示の労働安全衛生法ならびにボイラー
及び圧力容器安全規則により、それらに該当するものは検査対象
となり、年に一度検査を受験し、合格する事により検査証が交付
され,使用が許可されます。この検査証の有効期間は1年となって
おり,この期間内に整備実施ならびに検査を受検し,使用期間の更新
を行う必要があります。
尚、これらに該当しないものは同じく一般的な定期点検整備となり
ます。特に期間等は設けられておりませんが、給湯用の貯湯槽に関
しましては、飲料用のお湯を供給する関係上、衛生面等も考慮の上
定期的な清掃実施が望ましいと思われます。

◇貯湯槽(缶内部清掃) ※SS軟鋼仕様

上記の写真は、SS軟鋼仕様・貯湯槽の缶内部整備写真です。
SS軟鋼仕様の場合、一般的に缶内部の腐食進行等を緩和させる為
エポキシ系塗料等で防食塗装を行っており、缶内部の整備は内部を
高圧洗浄で洗浄するとともに、ケレン掛け等で塗装面を清掃し、再
度塗装を塗り直します。

※塗装補修については施工条件等により全ての箇所に対応ができる
 ものではございません。
 対応できかねる場合につきましては対処法としてプレクリート
 を用いた缶内部のライニング施工またはSUSタンクへの更新を
 ご推奨させて頂く場合もございます。

◇貯湯槽(缶内部塗装) ※SS軟鋼仕様

上記の写真は、SS軟鋼仕様・貯湯槽の缶内部整備写真です。

左:塗装前 右:塗装後

SS軟鋼仕様・貯湯槽の缶内部は、腐食等進行を防ぐとともに
給湯のお湯へ錆などの流入を防ぐ為に、エポキシ系塗料等で
防食塗装を行います。

◇貯湯槽(加熱用 熱交換器カップ整備) ※SS軟鋼仕様

上記の写真は、貯湯槽の加熱用熱交換器カップ整備の写真です。

加熱用熱交換器を有する貯湯槽は、熱交換器を取外し整備を行
います。熱交換器はカップと熱交換コイルから構成され、取外
したカップは高圧洗浄やブラシ等で清掃整備を行います。

◇貯湯槽(加熱用 熱交換器コイル整備) ※SS軟鋼仕様

上記の写真は、貯湯槽の加熱用熱交換器コイル整備の写真です。

熱交換器カップ同様、引抜きをしたコイルは高圧洗浄をして、
ブラシ・ケレン等で清掃整備を行います。

◇貯湯槽(加熱用 熱交換器コイル有り 整備) ※SUS仕様 

貯湯槽(横型 材質:SUS 熱交換器有り) 内容量 5,250L

上記写真は、横型SUS仕様の加熱用熱交換器を有する貯湯槽の整備
写真です。
SUS仕様の貯湯槽もSS軟鋼製の貯湯槽同様に熱交換器を有するもの
は熱交換器の取外し、コイル引抜き整備を行い缶内部を高圧洗浄
等で清掃整備をします。

◇貯湯槽(加熱用 熱交換器コイルなし 整備) ※SUS仕様 

貯湯槽(横型 材質:SUS 熱交換器なし) 内容量 3,000L

上記写真は、横型SUS仕様の加熱用熱交換器なしの貯湯槽整備
写真です。
熱交換器なしの貯湯槽の整備につきましては、缶内部の高圧洗
浄による清掃整備と安全弁等の付属部品整備となります。

◇貯湯槽(安全弁分解整備・各種付属部品整備)  

上記にも、ご説明させて頂きましたが性能検査対象となる貯湯槽は
性能検査を受検します。検査は日本ボイラ協会等の各検査機関の検査官
が検査を行います。この際には、整備業者も立会いを行います。
また、先にご説明した通り検査不合格となれば、その貯湯槽は
使用が認められなくなり、検査官より指摘を頂いた箇所は直ちに是正が
必要となります。

◇熱交換器(圧力容器)整備

上記の写真は、主に暖房用などの用途として使われております
横型・熱交換器の整備写真です。
横型・熱交換器も貯湯槽と同様に圧力容器として、検査対象に
該当するものとしないものにより、性能検査整備と定期点検整
備に分かれます。
整備は、貯湯槽同様に熱交換器カップ・コイルを取外し、缶内
部の清掃整備を行います。また、缶内部の腐食状況に応じて防
食塗料にて防食塗装を行います。

◇熱交換器(圧力容器)整備2

同じく上記の横型・熱交換器の熱交換器カップ・コイルの整備
写真です。
熱交換器カップ・コイルは取外し後、高圧洗浄等で清掃整備を
行い、本体同様に腐食状況に応じて腐食面に防食塗料にて防食
塗装を行います。